2016年1月3日日曜日

あけましておめでとうございます



2016年、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

ウェブなどで告知しておりますが、年末年始はオーダーなどの受注のみにさせてもらっております。
というのも、年末に第二子にあたる女の子を出産いたしまして、今は絶賛授乳が1番のお仕事な毎日を過ごしております。
実はアトリエ引っ越しも重なる予定だったのですが、信じられないハプニングがあり、急遽中止になってしまいました。
出産がなかったら、頭に血がのぼりすぎて大変なことになりそうでしたが、新生児のふにゃふにゃな幸せなカタチに癒され、なんとかプラマイゼロ?くらいですみました。世の中にはひどい人たちがいるもんですね。あなオソロシヤ。
とはいえ、こうして二児の母になることができ、ありがたい話です。

今回は妊娠期間中がかなりの体調不良で、入院なども重なり、中々人にも告げられず、、。出産報告をすると、え?妊娠してたの?!とビックリされ。
普通に仕事していたから気づかなかった!と驚かれ。臨月間近はあまり人に会わず、メールや電話で応対していたのでお腹が大きくなっている姿を見せる事もあまりなく。
お医者様たちからの度重なるドクターストップと、仕事との板挟みでギリギリ綱渡りを続けておりましたので、いろいろ大変でした。が、今は母子ともに健康ですので、本当によかったです。生きてることにこんなに感謝できるとは。
出産というのは本当に命がけの行為なのだと痛感しました。

引越し予定だったので、上の子は保育園退園になり。絶賛待機児童と化してしまいました。なんてこと。

パワーあり余る2歳児と、新生児の泣き声のハーモニーは相乗効果バツグンで。中々取り組み甲斐がありますね。。

とはいえそろそろお仕事も開始したい気持ちがムズムズ。
サガというか、なんというか。

なるべく早く、少しでも仕事を始めたく現在ととのえておりますので、
もうしばらくお待ちくださいませ。

重ね重ねになりますが、本年も、よろしくお願いいたします☆☆☆


2015年9月9日水曜日

伊勢丹相模原店、アクセサリーコレクション



雨ですね。雨ばっかりですね…。
雨はきらいじゃないですけど、こう雨ばっかりですと、洗濯物が大変なんですよね。。という主婦的な、、、

写真は、先日見かけた不思議な虹色の空です。一瞬でしたが、とっても美しくて、その時間その場所を通りがかることができてとても嬉しく思いました。

昨日までの伊勢丹相模原店での催事も無事終えることができまして、大変ありがとうございました。
今回店頭にデザイナー自ら立つことはできなかったので、お会いできなかった皆様には大変失礼いたしました。今後ともよろしくお願いします。

季節の変わり目、体調を崩しがちですが、お身体みなさんお大事に。健やかな秋を満喫してください。

2015年9月1日火曜日

SHOP THE ONLY ONE:2

今年の夏はほんとに暑かったですね。

大好きな秋?のはじまり??

昔から本当にお世話になっている、茨城県取手市にある、素敵なギャラリー(ちょこっとカフェ)、OMONMA Tentさんにて、展示に参加させていただきます。
実は隣にある建物が、以前借りていた共同アトリエで、昼夜ずーーーっと制作していた昔の思い出。
テントのみなさんにはほんとにお世話になりっぱなしで
おなかが減った、閉店間際に駆け込みでご飯をいただきに伺ったり。

ギャラリースペースはもちろんのこと、カフェのお料理もとっても美味しいんです。

金、土、日、祝日のオープンになりますので、取手散策によかったら是非どうぞ☆

9月1日〜27日
at OMONMA Tent
[SHOP THE ONLY ONE:2]
女性アーティストたちによる、ギフトやオリジナルアイテムの展示販売にSUNIの商品も置かせてもらっています。

2015年8月19日水曜日

オーダーメイドの淡水パールピアス

SUNIです。夏にぴったりなパールアイテム。夏だけでなく、パールアイテムは年中つかえるスペシャルアイテムですね。

SUNIの大好きなアイテムのひとつが、バロックパールです。ひとつひとつ形や色が異なるパールたち。それを1点1点探しだし、ジュエリーにしあげます。写真のピアスは、「大ぶりのもので、そのままをピアスにしたてて欲しい」というお客様のご要望に応じて、実際にピアスになる前のパールから選んでいただき、穴のあける位置をお客様の耳を拝見させていただき、決めてから、K18ポストのピアスに仕立てました。

美しいバロックパールを探し出すことは中々骨が折れる仕事で、あまり素敵な形には出会えません。なので、コレクションも中々増えません。が、出会ったときは、「これだー!」というきらめきに心躍らせ、SUNIコレクションに入ってもらいます。
色や、照り感、様々な条件をクリアしてやってきたパールたち。お客様の耳元を彩る素敵なアイテムになりますように。

2015年8月1日土曜日

渋谷東急POP UP SHOP!

渋谷東急のポップアップショップにお越しくださった方々、通りすがりにお話してくださった方々、ありがとうございました。久々に店頭に長時間たって、皆様とお話する機会がとっても楽しくて、あっという間に時間が過ぎ去ったような気がします。
最近は、SUNIの長年コレクションしていた色石たちを、ジュエリーに昇華させています。一点物がやっぱりなんだか惹かれてしまう石の様々な模様に魅せられて、今回はどんな形にしよう、どんなジュエリーにしよう、、と頭を悩ませています。
WEBSHOPのほうのアップデートが中々追いつかず、、それが一番の課題だったりします・・・秋までには!!
オーダー商品と、あと、マリッジなどのスペシャルオーダーメイドなんかも、最近は増えて、様々なことにチャレンジしている夏でした。


2015年7月13日月曜日

夏夏夏!と、ちょこっと催事のお知らせ


シカゴです。


行ってまへん!!
夫の出張先の写真を見て、お家で地団駄踏んでた私でした。

2週間強、海外出張に慌ただしく出て行ってしまった夫。残された娘と私。
と、出発したその夜に娘が高熱発症!私ももれなくうつり、2人で朦朧とする日々。仕事はあるし、少し熱が下がると保育園、上がるとまた休み…
シングルマザーの方々を猛烈に尊敬した日々でした。周りに預けられるおばあちゃんとかいない状態で仕事と子育て1人でしてるなんて神としか思えない…。


本当にすごいことをこなされてるお母さんたちに私はなんて甘ちゃんなんだ!!とこうべをたれるしかありませんでした。

そうこうしている間に、季節は夏に!
あれ??7月上旬なのにこんなに暑かったっけ??

毎日雨で洗濯物がウルトラスーパー乾かなくて私を苦しめていた日々から解放され、懐かしい太陽さん!!

な、懐かしくない。私の知ってる初夏、、じゃない!!

だって、子どもの頃とか、海の日とか言ってるけど海開きには寒すぎるよね〜!ドヤ顔
みたいな感じだった気がするんですが?!

うちはかなり年季の入ってる変な改造お家なので、西陽の差し込む壁がまるでオイルヒーターのように熱くなります。屋根があって壁があるだけいいと思ってましたが、だんだんそれも強がりになってきました。クーラー意味なし。焼け石に水。アトリエのシャッターではもうすぐお肉が焼けるでしょう。じゅうじゅう。

いい感じの天気を切望します。太陽さん、お空さん、地球さん、よろしくね。

さて、催事のお知らせ。
今月の7月23日から29日、渋谷東急一階でSUNIポップアップショップちょこっとオープンします。久々の催事。昼間はゆるりと店頭にいるかと思われます。詳細はまた後ほど☆

2015年6月27日土曜日

働くということ。保育園問題と、かごぶつけおばさん。

何のために働くのか
もちろんお金を稼ぐためだが、それだけではない。
生き方や人生哲学にも通じることがある。

母は5児を育て上げ、子どもたちの手がかからなくなった頃は、一人で電車にのって都内なんて出られない人になっていた。そこから、一念発起、資格を取り、再就職を目指すも、その道は非常に困難だった。最初は、パソコンも使えず、入力にも時間がかかり、全く仕事が進まず同僚に嫌みを言われたり、本人もやる気を失ったりしていて、端から見ていても、どうしたもんか状態。そんな必死の母親に、ずっと年がら年中反抗期だった私は、「お母さんみたいになりたくない」などと、信じられない暴言を吐いたりしていた。(タイムマシンがあったら怒りにいってやりたいw)

そんな母が、たった一人育てるだけでもう仕事をやめようかな、、と私がしょげているときに、「子どもは気づくとすぐ手を離れる。仕事は手の中に残る。かじりついてでも続けなさい」と私に諭したときほど、説得力があったことは言うまでもない。

昨今、所沢市の保育園の問題があるが、
訴えたお母さんの涙ばかりフィーチャーされていて、本質があまり見えてこない報道が多い気がする。第二子、第三子が産まれたお母さんたちが、上の子を保育園に預けている場合、その子が2歳以下だと、一旦育休中は退園させて、他の待機児童にまわすというものだ。
まず、保育園に関して。だいたい産休、育休なんて、長くとれるのは大手企業さんのしっかりした優遇があるところで、たいていの中小企業や自営の方々はほとんどと言っていいほど、長くて1年くらいが限度。しかし、どこの保育園も1歳から入れるところはほぼ皆無。なのでみんな可愛い時期を涙をのんで0歳から預ける。そうすることで、いつでも仕事復帰できるように備えるのだ。
たいていは無認可保育園に預け、そこで点数がかせげると晴れて認可保育園にゆける。近くがあいてなければ、遠くの保育園に。毎朝毎夕遠くの保育園に迎えにゆくのは骨が折れる。けれど、そうでもしなければ仕事復帰できない。

保育料も馬鹿にならない。稼ぎに応じて、とあるが、それなりにかかる。夫婦共働きの場合、合算した源泉徴収額に対しての保育料なので、かなり高額になる。よく聞く話だとだいたい妻側の給料から支払われることが多く、稼ぎの半分近くを保育料に支払うことにもなりかねない。それでも、辞めてしまうとその後復帰できなくなるどころか、再就職すらままならない現状、そして夫の仕事もいつまであるかわからない昨今の景気、子どものための塾や習い事、そんなたくさんの未来を考えると、仕事にかじりつかざるを得ない状態を、いったいどれだけの人が理解しているんだろうか。

いろんなお母さんがいていいじゃない。働くお母さんでもいいじゃない。
少なくとも私は、いつか子どもたちがかっこいいな、と思える未来を作るために働きたいと思っている。

話は変わるが、先日風邪の娘は保育園に行けず、もれなく風邪をうつされた私は、長期出張中の夫に頼れず、二人でしばらくお家に引きこもり、食べ物がつきてしまったので、やむなく砕けそうな腰を奮い立たし、ぐったりした娘をベビーカーに乗せ、行きたくもないスーパーに向かった。
野菜を選んでいると、かごをもった40代後半の茶髪の女の人が、明らかにかごを娘の頭にぶつけにかかっている。さすがにこちらも驚いて、「すみません、ぶつけないでください。」と言ったところ、その人は、なんと
「こんなとこにそんなん(ベビーカー)で来るほうが悪いのよ!」と
がーん、、故意決定、、、
久しぶりにくらった悪意の塊に、ビックリしすぎて、風邪でもうろうとしながら、
「こんなん(ベビーカー)でしかこられないんだから仕方ないじゃないですか。。」
と弱気な言い返ししかできずにその場を離れた自分がいた。。

まず、正論なんだけど、人の頭にかごをぶつけていいはずは無くて。

怪我しなかったからよかったですけど、二人とも病人なんですけど、、

こんな人がいるんだな、、ほんとに。と痛感。

それで思ったことは、なんていうか、いろんな人がいるんですよ。世の中には。子どもや妊婦さん、老人や手足の不自由な方、精神的に不安定な方とか、外国の人、目の見えない人とか、、そのときに体調が悪い人とかもしかり。
みんながみんな、当たり前に字が読めて、走ったり歩いたり、ばりばり仕事したり、満員電車で押し合いへし合いできるわけではない。

いろんな人がいる。そんな人たちが寄り添ったり、なんとかできる世の中になるためには、この忙しすぎて相手を思いやる余裕のない人たちをまず最初になんとかしないといけないんじゃないかなあ。。
所沢のお母さんたちをつかまえて、「モンスターペアレント」呼ばわりしている人をネットで見かけましたが、あなたたちのほうが、よっぽどモンスターですよ、匿名で糾弾するなんてかごぶつけてきたおばさんとかわらん。
ちょっと最近気になったこと。でした。





2015年6月11日木曜日

ミレニアムのあの一夜


2000年。ミレニアムで沸き返るヨーロッパ。
当時美術予備校の浪人生だった私は、夏期講習のかわりにヨーロッパ旅行で本物を見てきたい、と親に嘆願、初の一人旅に出かけました。(今思うと許してくれた親に感謝ですね。)
ロンドンインからのローマアウト。
地続きの国を列車でガタゴト揺られながら、ロンドンではたくさんの工芸品にどっぷり浸かり、パリはルーブル、南仏にてゴッホの世界観に酔いしれ、オーストリアとドイツに少し立ち寄り、ミラノ、ベネチアビエンナーレ、フィレンツェで華やかな時間を過ごし、そして最後はローマ人の遺跡に感動する、という、初めての一人旅にしては具沢山な約1ヶ月ちょいだったと思います。

ベネチアのユースホステルで赤ワインを飲んでいたら、珍しい子連れの日本人の親子を発見、普段あまりわざわざ外国で日本の方に、と思っていたのですが、ついつい話しかけてしまいました。
外国人と赤ワインなんか飲んでるもんだから、しかも旅で日焼けしているもんだから、話しかけた瞬間、ぎょっとされ、「日系のイタリア人の方だと思ってた、、」と。
聞けば娘ちゃんは4歳、お母さんは看護師さん。夫と離婚して、その夫の連れ子だったその娘ちゃんと、思い切って旅に出た。。という。。。
話しているとものすごく腹の座ったお母さんと、とてもそのお母さんが大好きな4歳のかわいい女の子に、「あなたムーランみたいね。」となんかくすぐったくなるような(多分)褒め言葉に舞い上がり、次の日も一緒にベネチアの街を歩いた思い出があります。

母になり、夏になると、その子とお母さんを思い出します。血のつながりはなかったけれど、そんなの全く関係ない、とても素敵な親子さんだった。私が4歳の子ども連れで、ユースホステル点々と今できるかな、って思うと。やりたいけど、、、そこまで踏み切れるかとも思ったり。

今、その子はきっと16歳とか17歳。年頃の素敵なレディーになっているはず。
もし会えたらもう一度会ってみたいな。

あのベニスのホステルの外での、海から吹いてくるじっとりした夜風の中で、あなたムーランみたいね、と手をとられた4歳の彼女のまっすぐな目が、今も輝いていることを祈ってます。



2015年5月26日火曜日

施設公開おわりましたー!

スタジオのある、台東デザイナーズビレッジの施設公開が先週末3日間無事終わりました。
のべ9000人以上の方々がお越しくださったそうで、
とてもたくさんの方にデザビレをみていただけたのではないかと思います。

台東デザイナーズビレッジは、最長3年間のみ、ファッションやデザイン、アクセサリーやジュエリーの若手ブランドが、書類選考、何回かの面接を経て入居できる、台東区のざっくりいえば、若手応援施設です。小島小学校という、古い廃校になった小学校を改装し、若手デザイナーたちのオフィスとして、台東区が管理している場所です。

普段は制作場所や、打ち合わせ場所として、各ブランドがそれぞれ使用しており、一般開放はしておりません。
なので、施設公開のときのような、商品販売も普段はしていないんです。

普段からここで買えるの?というご質問もたくさんいただきましたが、普段は完全にオフィスですね。みんな一生懸命仕事をしています。

各ブランドで困ったことがあると入居者同士で相談したり、はげましあったり。
バイトさんをシェアしたり。独りでやっているとどうしても行き詰まる、そんなときに相談できる相手がいるここはとっても希少なスペース。
そして、デザイナーズビレッジのとりまとめ役、の、鈴木村長。(ビレッジだから村長)
は、何でも知ってて的確なアドバイスをくれるスーパーバイザー。
村長なしではデザビレはあり得ないくらいの大切な方です。(モノマチの企画者、発案者も村長なんです。)

年に最低2回はある面接、大量の書類、今後の進展を見越して出す計画表、ビジネスとしてどう発展させていくのか、そういったこともみんな一生懸命やっています。
若かったり、普段はそういった努力を見せない人たちばっかりなので、施設公開なんかだと、ふわーとして見られがちなんですが、みんなものすごい一生懸命考えて制作販売しています。そんな熱意なんかが少しでも伝わっていればうれしいのですが。

SUNIはあと1年で卒業でして、ひや汗がでますが笑
なんとか形にしていきたいです。よろしくお願いいたします!

2015年4月28日火曜日

ベルメゾンとコラボしました〜



アトリエのある、台東デザイナーズビレッジのメンバーと大手通販サイト、ベルメゾンさんとのコラボレーション商品が17日に発表されました。

今回SUNI は、ジュエリーでもなく、アート作品でもない、、普段生活してて、こんなのあったらいいな〜的な、生活ママ的アイディア商品が採用されましたーパチパチ

お風呂上がりが裸同然で子どもを追っかけ回すのが嫌で、しかもママ的な可愛い感じのものではなく、1人でもゆったりくつろげるようなバスローブ。機能性はもたせつつ、急な宅配や授乳なんかにも対応できるリラックスローブ。

扇風機特攻隊長たちの怪我防止アイテムの扇風機カバーは、インテリアに馴染むクロッシェのデザインに。

あくまで、生活感がゆったりになるような、そんなデザインになるよう心がけました。

そしてなんと、、、扇風機カバーが発売1週間で初回分完売しました〜〜!!

ん?Webで表示されなくなってるぞ→システムエラー?→問い合わせ→実は完売御礼で、今急遽対応中です!!→
私もびっくり!!!

扇風機って、今はサーキュレーター的な役割で年がら年中引っ張りだこ。でも中々可愛いデザインにめぐり合わないので、今回はこういった形で展開したのですが、予想以上の売れ行きを聞いて、ほんとに驚きました!!

普段はジュエリーなどを、お客様が比較的透けて見える状態で作ることが多くて、このようなマスプロダクト的なもののチャレンジは初となりますが、嬉しいものですね〜〜!!

そして、アイディアを何枚もしつこく絵にしたり、サンプルに口うるさく直しを入れたりして、そこにずっと付き合ってくださったベルメゾンさんに感謝です。

今は急いで追加生産されているようです。再販が楽しみ。


https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201504149378/