2007年11月12日月曜日

上を向いて歩こう


週末にかけて知人に会うためにベルリンに赴いたら、初雪に出会いました。
前の日から凍るような風が吹きすさび、次の日は朝から、あめ→みぞれ→あられ→雪。
ドイツに来て初めての雪。
古い街並みに雪が積もっていく風景はなんだか素敵でした。特に、ヨーロッパの建物によくある、中庭(ドイツ語だとホーフ)にしんしんと雪がつもるあの感じは、ぼーっと台所に座りながらいつまでも眺めてしまいます。
ハレに帰る直前、友達の語学学校の打ち上げパーティーにお邪魔させていただいたところ、スペイン、イタリア、ブラジル、日本、中国とかなりインターナショナルな集まり。そんな中、中国人のオペラ歌手の卵の女の子が演じてくれたフィガロの結婚のワンシーンに感動しました。ベルリンにいると、すぐにアーティストに出会います。音楽、美術にかかわらず。
中にはどうしようもないのもいるんですが、その女の子はちゃんと勉強してきているだけあって、マンションの一室が、あっという間に恋心を唄うロマンチックなワンシーンに変身してしまったのでした。
音楽の心をわしづかみにする一瞬ってものすごいパワー。いつも感心します。
日本の歌も何か唄え~と、自分たちが何も日本の民謡やら長唄やら、トラディッショナルな歌を知らないことに気づき、すこし悲しくなりつつチョイスした、上を向いて歩こう


上をむいて 歩こう
涙がこぼれないように
思い出す 春の日
ひとりぼっちの夜

2007年11月9日金曜日

夢一夜


私はゴレンジャー的なものの、桃レンジャー。好きでなったわけじゃないらしい。無作為に桃レンジャーに抜擢され、地球の平和を守るため、悪の組織や怪獣と闘ってきた。
だがある時、必死で守り抜いてきた地球の平和を乱す、今世紀最大の悪が地球を覆った。一度は防衛に成功したものの、今度ばかりは本当になすすべがない。私は戦いから逃げたくて仕方なかった。ので、アルミ缶をばらして溶接しなおして、手紙をかくための平坦な板にしようとがんばって溶接をこころみた。が、うまくいかないので、私に「戦いにいかなくていいんですか」と笑顔で慰めにきた他人のもってたポテトチップスの袋に遺書を書いて、書き足りない分はそのお兄さんに言伝を頼んで、戦いにでた。
街はこの世の終わりだというのに避難しないで働いている人もいて、私がせんぞ忠告したにも関わらず、のうのうと暮らしている。私はうちひしがれながら非常事態のバリケードを顔パスで通過。今しんだら好きな人とも一生会えないな。ほんと悲しいな。と半泣きで向かうと、上空には核ミサイルまみれのたくさんの悪の塊。
ブルーとイエローは別の場所で戦ってるらしい。私はレッドと一緒にかないっこない相手にむかう。
途中から私はヤマタノオロチのもっとかっこ悪い感じの化け物に変身してしまい、(力がふくれあがりすぎた)レッドは超かっこいい獅子に変身、当然かないっこなく、二人はあっという間にやられてしまう。
まさに地球は滅亡するとこ。。。
すると突然、レッドが脱皮、なかからシシマルみたいなブルーの狛犬(うっすら半透明。唐草模様が体中にある)が現れる。
「うまそうだから食ったら俺は一段と強くなるんだが、、、」
とヤマタノオロチのかっこ悪いバージョンの私の死体をみて
「今回は仕方ない。。。。。。。」
「抜けろ!!!!」
と言った瞬間、
私はするっと脱皮して、顔が奈良 美智の絵みたいな、蛇(でも顔は超でかい)に変身する。というか生き返る。
そんで、スーパーサイヤ人的な強さを発揮し、悪を倒し、
好きな人とも再会し、地球は平穏を取り戻し、
闘ってよかった と 青空で夢は終わりました。

2007年11月8日木曜日

望郷


これは私の頭の中の妄想写真です。
平均気温10度を下回るようになったハレで生活せざるを得ない私は、
今日、
鍋かおでんが食べたくて食べたくて食べたくて食べたくて、1日中そのことばかり考えてました。
水炊き鍋、鶏肉、シイタケ、豆腐、ネギ、ポン酢!
おでんは、やっぱ上野の大多福にいきたいなあ。。。
突然広がった妄想はとめどなく私を支配して、なべ、ビール、飲み会、友達、と連鎖して私を日本へといざなうのです。
これが噂のホームシック?! 生まれて初めてですよ。まあそういえば、海外に1ヶ月半以上滞在するのはこれが初めてだけど。。今日一日はしゃべることも聞くこともめんどくさいっていうかなり怠慢な自分に出会うことになりました。
そもそもこの寒さがダメだと思う。しかも雨。しかも夜が長い。
ああ、おでん食べたい。

2007年11月7日水曜日

おつまみ ◎チコリー◎


ひさびさのヒット野菜。
Chicoree チコリーです。
小さな白菜のよう、スーパーマルクトで発見し、手に取った瞬間、こいつが美味しい事を確信するくらい、みずみずしく、私、おいしいよってチコリーが言ってました。メイドインドイツランドです。l
今が旬かどうかはしらないけれど、ドイツの野菜は旬がはっきりしてて、冬とかはあきらかに野菜が減るとのことでしたので、勝手にこれも今が食べごろなはず!と買ってかえりました。
洗ってから芯をとり、二、三枚むいて食べたところ、うまい!!!
すこし苦味があって、しゃきしゃきしてて・・・あ、これおしゃれ居酒屋さんでトマトサラダとかキャビア風のとかがのってる器になってるやつだ、と今更気づいたりして。

確実におつまみ 
にんにく 3かけ 好みの大きさに切る
バター バジル入りを選択、 なんでもいいと思う。
マッシュルーム 3個
チコリー 一株を縦に割って、またさらに半分 4つ切りにする。
全部をフライパンにいれて蓋して焼くのみ すぐに火がとおります。
適度な塩、胡椒をふって、完成。

絶品!!!!!

今回はごんぶとソーセージがかすむくらい、チコリーの圧勝。

2007年11月6日火曜日

treffen


金曜日の別れの挨拶は、
Schönes Wochenende!
よい週末を!
最近よい週末を過ごさせていただいてます。
週末はバイト、の日々が嘘のようにゆっくり時間は過ぎていきます。
ネイティブアメリカンの料理パーティー、ほんとにおいしくて感動しました。
誰かに作ってもらう料理は大抵おいしい。
このアパートの外見はまるでホーンテッドマンション、中は超暖かくてかわいくてドラマにでてくるワンシーン、、、
マンボウの話をしたらその場にいる半数以下しかマンボウ知らなくてがっかりしました。
イカを話すのに単語がわからないので図解で説明、イカ描くのうまいね~ってほめられました。苦笑

今日は朝から霧におおわれたハレは、冬でした。
突然気温がさがり、外に出るにもジャケットはおらないとしんどいくらいの寒さ。
昼過ぎに突然クラスメートと、海外からみた自分の国、いいとこ悪いとこ発表大会は、かなりボーダーレスで有意義なディベートでした。
国を越えて、時間を超えて、誰かとライブに出会ってる感じは私のハートを揺さぶります!
その瞬間、一緒になれる感覚、うーん プライスレス!

2007年11月5日月曜日

贅肉


日本は今値上がりラッシュだそうで。新興国の消費拡大、小麦等穀物、バイオエタノール、ガソリン、電気、ガス、金属、全部が一気に値上がって、家計を圧迫している驚愕の事実、、、

ハレ、パスタ500グラム0.3€。生ハム、1.5€。ビール500ml 0.5€。全部買っても2.3€。
2.3×167円=384.1円・・・・

住居  場所にもよるが、50平米、トイレお風呂別、リビング、ベッドルーム、台所、冷蔵庫付きで1か月300€。もう少し高くても400~500€。

日本人は勤勉で、よく働き、責任感も強く、素晴らしい国だというのに、どうしていっつも大変なんでしょうか。
働けど働けど、生活がままならず、子供も産むことさえためらわれる昨今の日本を外から眺めると、本当に不思議でなりません。

ここはみんな適当に働いて、ゆっくり昼御飯を食べ、土日は完全に休日で、みんな散歩したり道端で落ち葉とたわむれたりしてます。太陽が出てくると突然人間もわらわらと外にでてきて、雨だとなんだか人の数が少ないです。
学生なのに妊娠しちゃって、産休とって、生んだ後復学して、、、
突然普通の昼御飯なのにろうそくをたくさんともして、きれいねって言われたり
飲もうよって言ったのに雨だからやっぱやめるとか 連絡がすごい後できたり
お茶しましょっていって大量に紅茶をいれて突然ティーパーティーが始まったり

日本にいたころ。朝から晩まで働いて、満員電車にぎゅうぎゅうおされて1時間も電車に乗って、ヘトヘトになって眠って 次の日の朝もまた同じことの繰り返しで、、、制作に没頭してても時間を気にして、周りを気にして、途中でやめて次の仕事に向かう・・・・
夜は楽しんでも次の日の予定を考えて計画たてて・・・・・
どこか展覧会いこう、じゃあいつがいいかな。忙しくて今週は全然無理だな。。時間が割けないな、、、
考え方がね、非生産的ですね。
いくらお金を稼いでも、毎日が忙しくても、
全然心に良くない生活の繰り返し、
結構私は人生楽しんでたつもりだったけど、振り返るとかなりハードな感じだな。と。 

本当に必要な事ってそんなにたくさんないんだなと思います。
とりあえず、必要最低限の食事、睡眠。あとはカバン一個くらいの荷物。そっからどんだけ着ぶくれしていくのかはその人の取捨選択で、
少なくとも今の私は割とすっきりしてます。

ただ、、いっつも日本帰るとまたがんがらじめになるのは仕方ないのかしら。。。

以前、おばあさんで、日本の持ち家にある自分の荷物は本のみで、それ以外はスーツケース一個に入る物だけっていう人の特集をテレビでみたことがあった。その時は不思議に感じたけど、今ならその人の気持ちがよくわかる。
自分はいらないものばっかり持ち歩いてるなあ。。。



2007年11月3日土曜日

廃墟


1棟まるまる廃墟です。
遺跡級の迫力。そしてその奥にみえる同じマンションもすでに廃墟。その奥のも廃墟・・・・
この手前はショッピングセンターで人でにぎわってます。このギャップ、存在感、圧倒的です。世界遺産的な。感動。
ではなぜ、ここまで大きな建物が廃墟なのか。
ハレは昔から製塩業で栄えており、塩がそれほどの価値をもたなくなった後、工業地帯として栄えだし、労働者が一気にハレに増えたそうな。
その人たちの住居のために70~80年代ごろ公団住宅的な規模の団地群が、町から少し離れたところに大量に建てられたのでした。
が、しかし。ベルリンの壁の崩壊、東西ドイツ統合の結果、ハレは工業地帯ではなくなってしまい、労働者も一部以外はハレを去り、大量の住居が余る結果になりました。
古きを大事にするドイツ人たちは、この日本じゃよくみかける作りの団地を「醜い」と嫌い、頑張って街中のぼろぼろのレンガ造りの家を改修を重ねて住むので、ハレ中心地から西、ノイエシュタッドらへんは今や廃墟マンションだらけ。治安もあまりよくない、とのこと。
解体をしない理由?は不明、、、1棟は爆破解体したそうなのですが、(見たかった!)個人的予想は予算の都合と、あとアスベスト被害なのでは?と思ってます。ヨーロッパは今深刻なアスベスト被害にみまわれていて、ハレなんて工業地帯だったから、おじいさんおばあさん世代はアスベスト患者いるんじゃないかな。。。自分も他人ごとではないので、解体現場近くの時は息止めたりしてます。そんなんで防げないとは思うけどね。気持ち。

2007年11月2日金曜日

偶然=必然Ⅱ


偶然だとは思えない出会いがまた起こったりするのは、もはや偶然じゃないのか?

初心者ドイツ語コースで一緒のUSA出身のケーラちゃんと楽しくアメリカと日本の有毒生物について語った帰り道、英語で和気あいあいと話に花が咲いていたその時、偶然帰り道で通りがかったクラスメート、アンジェラ(USA出身、ドイツにも居住経験ありなのでドイツ語はネイティブ並み)が英語に反応し、近づいてきたら私だったので、なーんだー的な感じで会話に参加。

そういやこちらはケーラちゃんでUSA出身なんだよ~と紹介後、英語ネイティブ同士のリズミカルな会話が始まり、お互いのドイツ歴に話がおよんだところで、突然同じ人物の名前が二人から飛び出し、、、なんと二人は共通の友人を持ってたのです(しかもハレじゃなくてマグデブルクに)。

二人は同じUSA出身といえども、場所も全然違う、学校も境遇も全然違うところからハレにたまたま来ていて、二人の知っていた友人もたまたま語学学校で一緒に先生してた、とか母親の知り合いで、とかそんななんの共通項ももたなさそうなのに、つながってた事に一同大感動。

ちょっと前までしていた、

ーーーUSAってね、ほんと広いよ。飛行機ではじからはじまで国内だけで7時間かかるもん。ええ~人口は?わかんない、何億?日本は?二億くらいかな~エストニアは?だってヴァージニア州だけでこんなにいるんだよ~とか世界の人口についての討論が一気にかすむ、

「What a small world!」

心機一転


ビザを無事取得完了しました!朝6時すぎに家を出発し朝やけとドイツ語堪能なOさんと共に外人局へ。さまざまな国籍の方々が檻のようなところに並んで順番待ちをしている中、やんややんやとあーでもないこーでもないと書類を仕上げ、怖いおばちゃん審査官みたいのを突破しながらようやく出会えたルリポップさんは、やさしい雰囲気をかもしだしながらあっさり私にビザをくれました。(大抵は鬼のように怖い人だらけらしい。)
拍子抜けするくらいあっさりともらえたビザ、
これであと1年間、バイトだってできるし 大手をふって街を歩けるってもんですよ!このためにどんだけ時間をさいて書類とか揃えたか。。。Oさんありがとう。
そしてこのタイミングで、私のマイバッグ、アメリカ産がチャックごと外れて、使い物にならなくなってしまいました。(正確に言うと、アメリカブランド、中国産)一緒に海を渡って連れてきたのに。。。。普段使いのバックが使えないとなっては自転車生活もろもろに差支えがあるので、ドイツ産のウォータープルーフ何でも入るバックを買ってしまいました。
アメリカ→ドイツ 役目を終えて次にバトンを渡してくれたのね。 ドイツ産は長持ちしてくれるかな~ どんどんバッグの大きさがでかくなってるのはO型だからか?たぶん2歳児くらいまでなら入れることが可能です。一番そばにいた持ち物が変わるのはなんだか大切な人が変わっちゃうようで、さみしい気持と新しいどきどきで空気まで変わるような気になったり。今日は記念日だな。

2007年11月1日木曜日

ほんやくこんにゃく



作品の説明をするとき、こうしたいと伝えたいとき、友達とのむとき、ほんやくこんにゃくがあればいいな~とよく思う。相手の考えてること、自分の微妙なニュアンス、全部通じてざっくばらんに話せればいいのに。と。

多分今の私は、

ワターシ ココニ イキーマシータア

ドコーセンタッキーハ デースカー

的な人!きゃあ~

よく、どこにいっても英語が通じるから、挨拶も全部英語で通そうとする人がいます。でもなんだかそれじゃ味気なく、おしゃべりな私はやっぱその人たちのネイティブで触れ合いたかったりして。

で、そこでほんやくこんにゃくがあったら・・・って思うんですが、、、なんか聞きたくないことも、わかりたくないことも、すべてわかっちゃうような気がして、やっぱほんやくこんにゃくいらないや~って思うんです。言葉がいくら通じてもわかりあえない人(絶対周りにそういう人いる)だっていて、言葉が全然通じなくても、なんだかタイミングが妙にあって意気投合する人(よく飲む人結構そう 笑)もいる。コミュニケーションてなかなかうまく言葉や文章で表現できないお互いの間とか、呼吸とか、そのときの気分とか、そういうふとしたところに複雑かつ単純なモジャモジャのなかでうまく道をつくってくんだな。と強く思うわけです。言葉が通じないから、一生懸命単語を並べて、その並んだ単語を聞いたり、その人自身の今までの長い時間を想像して、言葉が通じないからこそお互いの交流は深まることもあるわけで。ダイレクト!な、ライブ!な感じが、会話において非常に重要だとおもうわけですね。
まあ、とはいっても、その意気投合した人ともっとしゃべりたいので、私は一つ一つ単語を脳みそに詰め込んで、交流を深めるわけです。 最も、欲張りなのでやっぱりいきなりしゃべれるようになんないかな~とほんやくこんにゃくを憂うことも多々あったりして。どっちやねん。