2011年7月10日日曜日

思考トリップ

うだるような毎日と、制作と、頼まれ仕事と、様々な人々とのおつきあい。

明日自分が死んだら、山ほどある道具も、集めた本も、整理されてないデータも、もうどうでもいいモノになる。むしろいらないモノ。

放射能と向き合って、落ち込んだり、
制作中失敗してうなだれたり
コンペに落ちたり

美味しい酒をくみかわしたり
いい案がうかんだり
すてきな線がひけたり
誰かと時間を共にして心地よくなったり

全部は私が生きて見てそこに在るから存在しうるだけであって
その一瞬のつみかさねでしかない。

体はもうきっと老いにむかっている。

梅雨あけと同時に、私の気持ちもクリアになっていく。