2007年11月16日金曜日

fall in love


ぼろすぎて人が住んでるとは気付かず、友達の家を探すこと約10分。
写真には写っていないが、1回は落書きだらけ。(よくいえばグラフィティなのか?)
13番地なんてなんだか不吉ね。って、13てピンクのスプレーでこんな大きく玄関に書かれても、なかなかそれが番地って気付かないですよ。
時折見慣れた大きさじゃないものに出くわすと、それが何だか理解するのに手間取ります。たとえば、トイレの流すスイッチ、たまに30センチ×20センチくらいの大きさ。スケール感が違いすぎてなかなかそれって気付かない。不思議。

話がそれましたが、わたくし、このクラシックな建物に恋してます。
1階はもはや人の住めない場所となり、2階から人が住んではいるけれど、2階は下からの冷気でやや寒い。中はみんな勝手にリフォームして、怪しげだったり、やたらカントリー調だったり。
一目見た瞬間、ここに住みたい!ってなったけど、いろいろ吟味した結果、やはり古い家は一長一短、とりあえず、今年の冬はひどくなりそうなので、暖房器具の整った寮生活で冬はしのぎます。
あ、ドイツの特徴 WG(ベーゲー)と呼ばれる、ルームシェア制度が確立してます。女の子同士だったり、男女ミックスだったり、それは色々なスタイルがありますが、例えば、半年留学で部屋を使わないので、その間誰か部屋を使いませんか、とか普通です。なんなら全部交換する?みたいな日本じゃ考えられないおおらかさです。大抵2・3人~5人で台所、トイレ共同、各個人は割と広い部屋(どんだけ小さくても6畳以上はあるかと。)を与えられて、みんなでシェアします。なので、家具は全部ついてて、決められた期間そこに着のみ着のまま行く感じの雰囲気。はっきりいって、ラフです。おおらかと言えばよく、おおざっぱと言えば悪くきこえますが、そんなざっくばらんな人たちと生活してます。お国柄かね。