2015年1月5日月曜日

あけましておめでとうございます

A HAPPY NEW YEAR!!
娘→私→夫の順に強烈な風邪にかかり、壮絶な年越しを過ごしました。
子どもってなんて強い風邪をもらってくるのでしょう。
咳と鼻水がまだまだでてくる今日この頃です。

昨年中は沢山の人にお世話になって、子育てしながらも活動を続けることができて大変感謝、の一言です。
どうもありがとうございました。
最近、お母さんて大変!みたいな文章とか漫画とかはやってますが、
生きるのって大変ですよね。お母さんだけでなくて。
私は、彼氏もいなくて、制作もうまくいかなくて、お金もなくて、そんなときつらかったですとても。歩いて道ばたの食べられる草とか探したこともありました。持っているものを少しずつ売ったりしたこともありました。交通費がどうしてもだせなくて、誰とも会えない時期もありました。今となっては笑い話ですけど、そのときは本当につらかった。今とは違うベクトルのつらさでしたw

でもそんな中で支えてくれた人たちがいたり、大きな田舎の空に励まされたり、自分しかしらないだろう美味しい野の草や果実にお腹が満たされたり、今では経験しがたい素敵な時間がありました。

今は子育てという大きな課題と向き合いながら、日々新しい発見と、そして並行して仕事を続けている訳ですが、そら大変だけど、楽しいこともたくさんあるし、毎日絶望していたあの頃にも輝きがあった訳で、そこまでの悲しいことなんてそうそうない訳です。

専業主婦だって、仕事している主婦だって、働きまくって飲み歩いて夜中帰れなくなってる働きウーマンだって、ニートウーマンだって、いろいろそれぞれ大変なのに、なんかみんな同じ価値観にがちがちにしばられて生き苦しそう。

幸せと不幸せは同じ分だけつづいていて、どちらが表面にでてるかだけの違いだと。私はどちらも極端だとしんどいので、グレーゾーンに生きていたい。そんな世界をこれからも表現し続けられるよう、努力あるのみです。自分なりに発見した楽しい素敵な世界を、ジュエリーやアート作品にもっと素直に表現できたらいいな。そんなことを今年は目標に、生きていきたいと思います。
今生きている世界を輝かせるも濁らせるもとにかく自分しだい。


今年もよろしくお願いいたします。        SUNI




2014年12月9日火曜日

イベントのお知らせ at 相模原伊勢丹


12月10日(水)~12月25日(木)
相模原伊勢丹1階婦人服売場イーストボーイ横イベントスペース
『デザイナーズアクセサリーフェア』
午前10時~午後7時

若手デザイナーたちによるデザイナーズアクセサリーのイベントにSUNIも参加してます。
今回特別につくった、新しいブランドロゴ看板。
銅製です。

SUNIのブランドロゴは矢印をモチーフにしてますが、SUNIこと康は、矢印が、「空間や方向、力や時間を指し示すベクトルとして、様々なみえざる力を表現するもの」ととらえています。そして矢印好きがこうじて、たくさんの矢印を撮りためてもいまして。
世界中の矢印、目にするたびにシャッターをきってます。好きな矢印の形というのがあるんです。前の三角の形と、後ろの長方形のバランスといいますか。。。笑
いつかきちんと矢印コレクション、まとめられるといいな。

そんな矢印をピンブローチにしたシリーズには、本物のダイヤモンドがきらりと光ります。女性にも、男性にもおすすめしたいシリーズ、UEMUKI(上向き)ピンブローチできたるべき2015年もあげあげでいきたいですね。

2014年11月10日月曜日

落書きしようどこまでも2014

11月9日、常総ふるさと祭りにて、「落書きしようどこまでも2014」ワークショップを開催しました。
午前中は雨がぱらつく中(ものすごく降ってたときもありましたが)、 そんなことはものともせず、みんなたくさん大きな駐車場に落書きしました。

このワークショップも早4年。不定期ではありますが、1年に1〜2回のペースでさせていただいています。

発端は、私が昔ドイツに留学していたとき、旅行先のウィーンのザルツブルク城のふもとの広場で、5人ほどの小さな子どもたちが絵を描いていたところに出会ったのがきっかけでした。親は見当たらず、4歳くらいの男の子たちは、自分の何倍もの大きさの絵を描き、宇宙船を描いてそれに乗って、大きな怪獣を倒しにいっていました。
彼らは自由でした。
そして小さな画用紙の中でしか描けない日本の子どもたちのことを思いました。
きっといつかこんな自由に子どもたちに絵を描かせてあげたい。そう思った願いは、たまたま常総市まちなか展という美術展覧会の中で開催の日の目を見て、
それ以来常総市を中心に開催させていただいています。
ただ、落書きするのではなく、
「自分より大きな絵を描くこと」「他人の絵を否定しないこと」そんな決まり事は少しだけあります。
できれば、遠くから絵が眺められるポイントがあるとベスト。(遠く離れて見ることで、自分の絵がどれだけ小さいかを再認識できるので、もっと大きな絵が描けるようになります)

興味がわきやすい、蛍光チョークや、色つきの粉チョークをライン引きにいれた画材を用意します。いつも見慣れたチョークだけれど、少し違う。なんだかきれいな色!子どもたちの目はわくわくします。
汚れてもいい格好で、それではスタート。

ほとんどの子は、はじっこで、小さな絵を描き始めます。
自分より大きな絵がどうしても描けない子には、自分が寝転がれる大きさの丸を描いてもらいます。
すぐ飽きちゃう子には、色を塗ってみたりして、チョークの質感に興味をもってもらったり。そばに描き足して、どんどん物語を発展させてみたり。

きっかけがあるとだんだんのびやかに大きな絵が描けるようになる。
地球に落書きできるようになるのです。
いったんスイッチがはいってしまうと、あとは彼らの集中力はすさまじいです。

最近落書きイベント、増えました。
よくあちこちで見ます。
でも、もう少しきっかけを増やしてあげて欲しい。
ただ落書きするのではなくて、もう一歩その先のスイッチを押してあげて欲しい。

自分も親になり、よりいっそう想いは強くなりました。
落書きワークショップ、素敵な場所や機会がありましたら是非ご相談ください。

2014年11月3日月曜日

YOSHIKO CHONAN EXHIBITION ‘momenti’

先日、YOSHIKO CHONANさんの展覧会at gallery deuxpoissonsにおじゃましてきました。深海か、あるいは宇宙の音か。音無き音が聞こえてくるようなジュエリーたちでした。

迷いに迷って、結局YOSHIKO CHONANさんらしい(と私が思った)リングを自分へのご褒美に。これならちょっとのお出かけでも子どもいても大丈夫というサイズ感もあり。

ちょうどいらっしゃったCHONANさんから、ディスプレイに使用していたかわいいブーツもおまけに頂いてしまったので、SUNI風にカスタマイズして、リング台にしてしまいました。勝手にコラボw

そしてさらに勝手に写真撮影大会。世界観が伝わってくる展覧会だったので、写真のイメージも勝手にわいてでてくる。。ので。
こんな感じにぱちりぱちり。

CHONANさんは大学の先輩でもあって。当時はほとんどかぶっていない先輩だったのですが、大学をでてしばらく、沢山の共通の知り合いもあり。活動していくうちに最近よくお会いしてお話させていただいています。
いろいろ学ぶことたくさん。素敵な展示でした。

娘はようやく色々連れ回せる様になってきたので、展示会なんかにもどんどんいけるようになってきて。目や精神の糧をどんどん吸収していきたい、そんな秋です。

2014年10月20日月曜日

秋モノマチ、施設公開終了しました☆

先日おこなわれた、秋のモノマチ中の施設公開、天気にも恵まれ、沢山のかたにお越し頂き、ありがとうございました。

3日間アトリエでみなさんとお話を直接できて、とっても楽しかったです。ふだん、制作と子育てと、であまり沢山の方とお話する機会が減ってるもんで、、完全なるコミュニケーション不足ですね。まあ、それもあと少しな気もしてきました。最近。

さて。今回はSUNIのコレクションしている色石をようやくジュエリーにすることができ始めておりまして。ようやくです。。いろいろと集めているのに、中々形にすることがでいなかった石たち。そんな新作を少しお披露目したのですが、それらは多くが一点もので、お嫁に旅だっていったので、お母さんは少しさみしいような、うれしいような。。
これからもどんどん形にしていくので、よろしくおねがいします。

そして、もう一つ。アイデアの源、植物たちへのSUNIのアプローチとして、今回写真のビーカー型の植木鉢を陶芸作家さんと一緒に作ってみました。ビーカー型なのは、SUNIの大好きな実験用具からどうしても形をとりたかったのと、植物と人工的なものとのコントラストを如実にだしてみたかったから。もちろん、植物じかうえできるように、穴もあけてあります。その上に私が一点一点絵付けをしてみました。
ささやかなアーツ&クラフツ運動です。

2014年もあと少しですね。怒濤の年でした。
必死で這いつくばってここまでようやくこれたけれど、まだまだこれから。
そろそろ催事なんかにも参加していけそうな雰囲気です。

2014年10月5日日曜日

見えない時間。

葉のふちからポロポロと子どもたちが落ちていたので、土に適当にぱらぱらと置いていたら、いつのまにか根が下向きになり、根付いていた、謎の多肉植物。

名前もわからず頂き、知りたいので、もしご存知の方がいらっしゃったら是非、メールください。

忙しくかけずりまわっても、ごろごろしてても、悩んでても、あくびしててもいつの間にか時間はすぎていきます。植物の動きは中々私たちの時間感覚では目にみえませんが、気づくと生きていくために日々根をはり、成長しています。

最近は、熊楠の人生に少しはまりつつもあり、SUNIの世界観に関する本、顕微鏡の中の世界に関する本たちを読みあさっております。読書の秋、なのかな。

一方で、昼間は次の展示会にむけて制作したり、出張でウェディングリングやマリッジリングのご相談をうけたりしています。(場所によっては出張をすることもあるのです^^)綺麗なダイヤモンドとお二人の素敵な雰囲気に心いやされ、日々はげんでおります。

10月17日金曜日から、19日日曜日まで、
台東区近辺でおこなわれる、秋のモノマチに、SUNIも台東デザイナーズビレッジから参加します。今回は、ジュエリーだけでなく、植物や植木鉢に関する商品も展開していく予定です。SUNIの実験室として、デザビレのアトリエが変化していきます。乞うご期待。

→秋のモノマチ

2014年9月29日月曜日

安野光雅が描く野の花

ぬけるような青空と金木犀の香りにつられて、その日の仕事はなしにして散歩がてら、安野光雅さんの展示に行ってきました。

安野光雅さんといえば、言わずと知れた絵本作家さん。

小さい頃、「もりのえほん」が大好きで、どこに何の動物がいるのか、兄弟やお母さんや友達と随分探した記憶がありました。

展示のあった市川市芳澤ガーデンギャラリーは一度も訪れたことがなかったのですが、閑静な住宅街を抜けると突然素敵な緑の大きな庭があらわれ、バリアフリーで入れる程よい大きさのギャラリーが併設されています。ベビーカーごとどうぞ、といわれ、熟睡した娘と一緒に入館。

雑草とよばれて気づけば見過ごしてしまいがちな野の花たちが、安野さんの魔法にかかったようにいきいきと主役の場をもらって輝いていました。同時にならんでいる文章もとっても面白くて、ついつい長居してしまいました。
ただ、穏やかで心和む絵や文章の中に、戦争の陰が見え隠れしていて、これからの日本がどうなっていくのか、とても考えさせられる一面もありました。

そして思いがけず、「もりのえほん」の原画にも出会い、なんと原画の下には何の動物がいるのかすべて大きく描かれているではありませんか!!長年わからなかった答えが。。
衝撃的な、「九州」と、「どくろ」と、「魔女」には笑いました。
そしてそれらの元になったのが、ドイツの森だったことを知り、懐かしく思いました。

途中で起きた娘も安野さんの描く草花をじぃっと見つめ、楽しそうでした。

庭には安野さんの描いていた草花も見受けられましたし、秋の色に染まってきている木々が目をなごませてくれました。

すぐ近くには須和田公園もあり、中々素敵な秋の午後を過ごせました。
今まで以上にもっと絵を描いていゆきたい、そう思わせてくれる素敵な展示でした。

→市川市芳澤ガーデンギャラリー
「安野光雅が描く野の花」
9月27日(土)〜11月30日(日)

2014年9月25日木曜日

熊楠のみたものは

いつも京都、大阪どまりな関西。時間の合間をぬって、南方熊楠記念館にいってきました。和歌山は初体験。ほとんど何も調べずにふらっと行くのもめずらしく。とりあえずムスメもいるので無茶な旅行もできずに(関西に行くのですでに無茶をしているだけに)、とりあえず下見もかねて、ということで。
いざ、レンタカーにのって白浜へ。

車から降りると、むわっとした温室のような湿度、と、海の感触。
小さな小高い山の中に熊楠の記念館はありました。人もほとんどおらず。熊楠の一生をほんの少しかいま見ることができました。
10歳から14歳の頃にうつし終えたという和漢三才図会をはじめとする数々の蔵書。
一度書いたものは忘れないという並外れた記憶力の持ち主。彼はアスペルガーだったとされているようですが、確かに常人ではないことは伝わってきました。
館内の粘菌を顕微鏡でのぞいてわくわくしたり。サボテンをそのまま押し花のようにつぶした標本をみて、やってみようと思ったり。
記念館の屋上から白浜の眺望をぐるりと眺め、丘を散歩するカニを追いかけ、季節外れの海へ。

初めて見る海に興奮気味のムスメと足だけつかって遊んでみたり。

思いのほか時間がかかってしまい、顕彰館に行く時間はなく(記念館を後回しにすればよかった!)とれとれ市場で海鮮丼に舌鼓をうっていそいでまた戻るという強行日帰り旅行でした。


今の世の中に彼が生きていたら、なにを集めて考えるのだろう。やっぱりデータなどではなく、形に残る生のなにかを集めるのでしょうか。

熊楠のみつめていた宇宙。顕微鏡でのぞいた世界から、歩いて探しまわったジャングルの中から、膨大な本から得られた知識から、彼の構築した宇宙を、彼の残した数々の標本や言葉から私たちは想像するしかありません。

2014年9月9日火曜日

月はどっちにでている。

今日は特大の、スーパームーン。

それでいいんだよ、と背中を押されたような気がしました。

2014年9月5日金曜日

THE RINGS from The Hashimoto Collection

上野は、西洋美術館でやっていた、橋本コレクション、指輪、を娘と見て参りました。ジュエリーをやってる身としては、行かないわけにはいきません。
ムスメ、初、美術館。どきどきしながら行ってみました。数々の指輪が、時代別や、そのときの背景やファッションなどと一緒に展示され、楽しく拝見させていただきました。途中ムスメがぐずりだす直前までいきましたが、おしゃぶりでなんとか回避。
にしても、警備員がずっとついてまわるのには参りました、、
赤ちゃんと一緒だからでしょうか。なにもしませんし。させませんし。泣いたら出て行く覚悟ですし。

日本の美術館て、してはいけないことばかりで、息をひそめてしずかーに、メモもとれず、模写もできず、子どもも嫌がられて、ほんと何のための展示なのかと思うときが昔からあったけれど、今自分が子どもを持つ身になって、あらためて、首をかしげる変な場所、だと感じる様になりました。
沢山の場所を旅してきて、主にヨーロッパの美術館では学生をはじめ、子どもが首から画板と画用紙さげてみんなで模写していたり、先生が大きな声で絵の説明をみんなにしていたり、素晴らしい教育環境だなと感じました。一流のものを小さい頃から見せる。学習材料にする。最高ではありませんか。

さて、展示ですが、たしかに色々あって面白かったのですが。
台のスポンジのせいか、少し遠いせいか、照明のせいなのか、指輪が見にくくて、、正面から見た方が面白いものと、横から見たほうが面白いものと、裏からもみることでよりいっそう理解が深まる形のものもあると思うのですが、これは、知らないとなんのことか全然わからないだろうな。というような指輪も沢山ありました。拡大鏡、、持っていければ良かったかも。

そして、橋本コレクションからはかけ離れてしまうのかもしれませんが、あえて現代のコンテンポラリージュエリー作家たちが生み出す新しい指輪も併せて展示してほしかったです。ひと昔前、までで終わってましたので。
現代史やってない、世界史の授業、みたいな感じでした。

とはいえ、ますます指輪を沢山制作したくなったのは事実でして。もりもりやっていきたいと思います。

展示会の図録は、、少し見づらかったので。
やっぱり同じ橋本コレクションからの指輪ならこの本だなあ、、とあらためて読み直した、諏訪恭一会長監修の
指輪88 四千年を語る小さな文化遺産たち

拡大写真や横からの写真など、その指輪にあった角度からの写真が満載でとってもわかりやすいです。おすすめ。