2014年7月12日土曜日

台風一過

台風が過ぎ去り、関東では大きな虹もみえたようですね。
ものすごく暑くて暑くて、
小さい子どもにはお出かけはつらそうです。

なので、おうちでできる仕事をメインに。

少しずつお仕事をはじめている今日この頃。生後2ヶ月のときに、台東デザイナーズビレッジの施設公開にでたのですが、そのときは、もうふらふらで、本当に無理をしてしまったなあ、と思いました。そのための準備では、作業机のわきにハイローラックを置いて、寝かしつけては作業し、すぐ起きてしまう赤子をあやし、また寝かしつけ、の繰り返しで必死で作業してました。でも思い切って参加してみたことで、みなさんとふれあって、やりきった感もあり。子どもとはじめてのイベント、乗り切った感もあり。見えてきた課題もあり。今となってはいい思い出です。

子どもを育てること、仕事をするということ、天秤にかけるのではなく、人の営みとして素直に両立させていきたい、と思うことはいけないことなのでしょうか。
留学していたドイツでは、シングルマザーが大学に子どもを連れて勉強しなおしにきている人もいました。みんなシンプル。子どもが生まれたから、大事に育てる。自分のこともきちんとやる。

子どもいること、老人がいること、障害を持った方がいること、外国の人、男の人、女の人、いろんな人がいて、社会が成り立っている。今の日本は残念ながら子育てしやすい社会ではないけれど、なんとか自分なりに生き方を模索しています。

2014年7月9日水曜日

青い時間。

SUNIのジュエリーラインのために、今日は、前に子どもを抱えながら、石の仕入れにいってきました。つかの間の雨の合間に、目を潤す素敵な石たち。

写真上は、昼の虫と夜の虫が入れ替わる、すべてが青くなってシルエットに見える時間(写真下のような時間)、ドイツ語で「Blau Zeit(青い時間)」をテーマにしたピアスです。

カイヤナイトと、下の不思議な色合いの石はフルオライトです。このカイヤナイトという石、色合いを見た瞬間、気に入ってゲットしたのですが、先日石マニアのおじさまに、カイヤナイトでこんなオーバル型に磨いてある石をよく仕入れましたね!と言われました。石の特性上、このオーバル型に磨くのは難しいそうです。

このピアスは実物をみると何とも言えない様々な青がひそんでいて、私のお気に入り作品のひとつです。

SUNIのジュエリーは、主に金属をベースにした造形が多いのですが、実はたくさんまだ形になっていない石たちがコレクションのようにひしめきあっています。
多くは一点物で、ジュエリーや作品につかわれ日の目を見るのをいまかいまかと待ちわびています。

私の見つけた、面白い形や色や模様を、一点一点めでているその感覚を、身にまとってつけていただければとてもうれしいな、と思います。
そして、もっと見ていただくために、webshopを準備中です。がんばらないと!!




2014年7月8日火曜日

世界最大の花

先日、筑波実験植物園に、世界最大の花、「ショクダイオオコンニャク」が開花したと聞いて、早速見に行ってみました。
日本新記録というだけあって、あんなに混んだ実験植物園も見たことないくらい、人が並んでました。

高さ2m72cm。筑波実験植物園では、2012年にも開花していたのですが、当時は2m6cm。そこから大きく記録を伸ばし、日本新記録を達成したそうです。

写真の花はもう閉じてしまったあとのかたち。下のヒダヒダの部分が、もう少しカラーのように開いているのが開花状態ですが、見ることはかなわず、開花してから1日後にいったらすっかり閉じてしまっておりました。残念。開花時には、腐った生ゴミのようなにおいがしたそうで。かいでみたいような、みたくないような。この状態のときはすっかり臭いはなくなっておりました。

なんていうか、不思議なかたちと、大きさです。インドネシアの奥地にある生き物。
先に雌花が咲き、くさい臭いで虫をあつめ、遅れて雄花が咲き、花粉を虫に運んでもらって受粉する花。
今回のように単体では受粉は難しく、自然界には何体か咲いている中で受粉していくもの、、らしい。と。
植物園の方にお話を伺いましたが、まだわからないことだらけで、何故前回2年前に咲いた花がまた今回咲いたのかすらわからないそうです。

インドネシアの奥地に、この巨大な花がいくつも咲いている様子を想像するだけで鳥肌がたちます。

ヒダはとても優雅で美しいのに、真ん中にあるたとえようもない形のごつごつしい突起物。不思議なコントラストを見せるのに、破綻していない形。

作品やジュエリーのモチーフに、よく植物を参考にします。
実際に足を運んだり、写真や動画をみたり、スケッチしてみたり。思いもよらぬ形を突きつけられて、どう頭で処理してアウトプットしていくか、熟考します。

自分の生み出すものが、全然目の前の力強い植物たちに負けている気がしてうちひしがれることもしょっちゅうあります。が、彼らの力強さに応援されているような気がすることも確かで。
何故植物の様にまっすぐ生み出せないのか。余計なことばかり考える脳みそとたたかい、なるべくシンプルな思考にもっていきたい今日この頃です。




2014年6月29日日曜日

ありの女王

雨が降り続きますね。
先日、友人のお子さんと久々に会ったら、3歳になった彼はいつの間にかほとばしるようにたくさん言葉を発していました。

一緒に歌おう!と指揮者のように棒をふる彼。

「蟻の女王歌うよ!みんな一緒に歌ってね!!!!」
「さあ、はい!!」(きっと「さんはい!」のつもり)

「ありのお〜ままのお〜」
あ、蟻の女王って、「アナと雪の女王」のことだったのか!とそこで一同気づく。

「ありのお〜ままのお〜」
どうやら、そこしか歌えない様子の彼。

でもなんで「蟻の女王」なんだろ。。
夫が。「ありのーままの〜」だから、「ありの」女王 なんだよ!って。

なるほどー!!!

3歳くんと同じ思考回路をもつ我が夫。

ちなみに、「アナと雪の女王」英題は、「Frozen」
その訳しかたもあまりピンときませんが、

最後の、
「少しも寒くないわ」という言葉だけを聞いたときは、冬に強がって半袖短パンで走り回って次の日風邪をひいちゃう小学生みたいな、そんな印象でした。
なんだかしっくりこないな、と思って英語の歌詞をみると、

The cold never bothered me anyway
「寒さは、結局私を全然邪魔しなかった」
みたいな直訳ですが。(あの短い最後の一節にこんな長い文章が!)

寒いのなんて全然わたしの妨げになんてならないわ!
っていう強気な、けど意志のある一節だなあ、と。

歌にあわせて日本語訳すると、短くせざるをえない。英語と違う音節だから仕方ないですね。「Let it go〜」も、そのまんま理解しようと考える方が、しっくりくる。ありのままというよりもっと強気な感覚がする。

翻訳って本当にそれだけでも難しいのに、同じ歌を様々な国の言葉にかえて公開しているディズニー、おそるべし。ただ、やっぱり原文を理解してこそ、本質がみえてきたりするのかも?

ありの〜ままは〜 むずかしい!





2014年6月19日木曜日

腕の中で

生まれて、もうすぐ3ヶ月になろうという我が娘。

何が何だかわけもわからず泣きわめいていた産まれてすぐの頃と違い、あやしたら泣き止んだり、声をあげて笑ったり、寝ながら私の服をギュっとつかんだり、 凄まじい成長ぷりをみせてくれます。
金属加工なんてまだとてもじゃないけど手がつけられず、歯がゆい日々を過ごしつつも、彼女の生き生きとした生命力には日々驚かされっぱなし。
いつも夕方ぐずる抱っこちゃん娘のおかげで、いつ晩御飯を食べたのかわからない状態が続いていたのが、今日はじめて全然愚図らずに晩御飯を食べ終えました。といっても夏バテ気味でスープとさくらんぼしか食べられなかったのだけれど、ギャン泣きしないだけで天国! 

なんとなくその後も抱っこしながらあまり泣かずに眠りに落ちた娘とのシンクロ感が、何かに似てるなと思ったら、 釣りの釣れるときの感じ、水の中にルアーが落ちていって、魚がくわえるのをイメージ出来て、その通りに魚が食いついてくる、あの集中力ビンビンな瞬間に限りなく近い感覚を覚えました。

まだ喋れない娘の一挙手一投足と、うまくシンクロできた夕べ。 私はシワシワになっていく一方で、パンパンに内圧で満ち満ちていく娘のそんな1日でした。

2014年6月6日金曜日

ある雨の日に

雨がしとしと降ります。2014年ももうすぐ半分。

もはや自分がブログをやっていたことすらぼんやりとしか思い出せなくなっていたくらい、ずっと更新が滞ってました。
新しくはじめることも考えましたが、せっかくなので続きを書こうと思います。

モスクワに行って以来、公開の滞っていたブログ。
FacebookやTwitterでなんだかいろいろと満足してしまう今日この頃。

考えていることをアウトプットさせて、もう少し頭を整理してみては、とアドバイスをもらい、
ブログをようやく思い出すというこの有様。
そのくらい、日々追われてしまっていたということなのでしょうか。

あっという間でしたが、大震災もあったし、首相もかわったし(それはいつもか)
私はスタジオを御徒町にある、台東デザイナーズビレッジに移動したし
結婚して、一児の母にもなりました。
毎日があっという間ですが、少しは前に歩けているのでしょうか。

アート、デザイン、工芸、ジュエリー、、カテゴライズできないなにか、
生物学や自然の理、人間の営みから感じるたくさんの発想をもとに
作り続けていることを最近感じます。

胸元で眠る小さな命と、
早咲きのひまわり、きらきら輝く夏野菜、ひと雨ごとに伸びる木々
たくましい生命力が重なります。

今ここに生きている奇跡に感謝しながら、
これからも書き続けていけたらいいな、という、リマインド。

雨はしとしと降り続きます。

2011年10月26日水曜日

ダイジェスト。


ブログの更新が滞ってます。
twitterやfacebookでほんとに満足してしまう今日この頃。

9月は、モスクワ、韓国、京都など、一人でマイレージためてました。
モスクワは、Design Actといわれるデザインイベントに参加してきました。
スーツケースに作品つめて、ジュエリーをメインに。
充実した9月。写真はモスクワ、Design Act のメインエントランス。ゴージャス。

なかなかできない体験してきました。

そして今、展示してます。

常総市まちなか展

30日までです。あと4日。

茨城県の常総市、水海道の古い建物の中で、展示中。落書きワークショップもやりました。
すべてのブログでの案内やウェブサイトが、、、後手に回ってます。facebook、twitterでは更新中!

11月は、前述のブログのVektorが入選した、伊丹国際クラフト展が開催されます。
よろしくお願いいたします。

2011年7月19日火曜日

どっちへ向かうの

以前から、矢印というモチーフは私の中で大きく、見えない力を形に、ベクトルというタイトルでジュエリーやオブジェなどを作っています。植物をモチーフにした作品とは毛色が違う、と言われることもありますが、私の中では同じ強さをもった、力が形になったものだと認識しています。

写真はシルバーで作ったブローチ。白と、黒、対になっているのか。反対なのか。

大きな力の方向性のようなものを、植物にも矢印にも感じます。植物は生きていく方向性に忠実で。矢印は、そういったなにかの方向性プラス、身につけたり、空間に置くことで違う空間が生まれる不思議さに惹かれます。
制作していくときの癖なのですが、一つのことに夢中になって作り続けると、それをしばらく手からはなして暖めたくなってしまうというか。一度気に入ったものを引き続き作り続けるのは安直な気がしてしまうというか。そういったわけで→モチーフは少し充電していたのですが、なんだか最近また気になりだして、引っ張りだしてこねくりまわしている状況です。

ドイツにいたときにダニエルクルーガーに尋ねられた問いが頭をかけめぐります。
その矢印はどんな力なの?重いの?つらいの?美しいの?ゆっくりなの?それとも・・・

2011年7月10日日曜日

思考トリップ

うだるような毎日と、制作と、頼まれ仕事と、様々な人々とのおつきあい。

明日自分が死んだら、山ほどある道具も、集めた本も、整理されてないデータも、もうどうでもいいモノになる。むしろいらないモノ。

放射能と向き合って、落ち込んだり、
制作中失敗してうなだれたり
コンペに落ちたり

美味しい酒をくみかわしたり
いい案がうかんだり
すてきな線がひけたり
誰かと時間を共にして心地よくなったり

全部は私が生きて見てそこに在るから存在しうるだけであって
その一瞬のつみかさねでしかない。

体はもうきっと老いにむかっている。

梅雨あけと同時に、私の気持ちもクリアになっていく。

2011年5月12日木曜日

明日と今日がない世界

SICFも無事終わり、来てくださった皆様
ありがとうございました。お祭りみたいでしたね。ほんとにフェスティバル。

ただ、身内の不幸が引き続いたりして、
なんというか、ゴールデンじゃないウィークを過ごしました。

五月病なのかなんなのか、少し気落ち気味でしたが、なんだかここ数ヶ月でたくさんの生死に出会って、逆に気持ちがシャキッとするというか

しっかりした部分もあります。

たまたま拘束前のアイウェイウェイのインタビューをネットで読ませてもらってたのですが

中国では情報統制がなされてて、
明日という言葉はネットでは検索できないようになってるそうです。

明日、どこどこで、デモをやろー!

みたいなのを防ぐためです。
同じ理由で、今日も駄目なんだって。

今日、と、明日、がないなんて

何でも話していいはずなのに誰もなにも話さない国と

話したくても何も話させてくれない国と

本質は全く違うけれど効果は似ている。

アイウェイウェイは今頃どこで、何をされてるのでしょう。人の表現を、奪うことのできる何かは本当にあるんでしょうか。


私事ですが、最近一生懸命になれることが私にあって、とても幸せだと思いました。

教育というのは、一生懸命になれることを見つけさせてあげることだと心から思いました。

ヘラヘラ笑って、ニート養成大学だ、なんて言ってる場合じゃないですよ。


ボーイズビーアンビシャス
ガールズビーアンビシャス